- 入所施設で働いているけど交代勤務で体調を崩しやすい
- 子供が小さくて家庭との両立が難しい
このような不満がありますか?
今は入所施設で働いているけど、デイサービスの仕事って気になるんだよね
デイサービスってどんな仕事をするの?
この記事を読んだら解決します。
- デイサービスの種類
- デイサービスの仕事内容
- デイサービスで働くメリットデメリット
- デイサービスのあるある
- 介護業界25年以上。
- 現在は居宅介護支援事業所のケアマネジャー(現役20年)
- 資格:社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具専門相談員
デイサービスが気になる人や転職を考えている人はぜひ参考にしてください。
デイサービスの種類
大規模デイサービス
一日の利用定員が平均26名以上。
利用者さん、スタッフともに人数が多いため、常ににぎやかな印象です。
人数が多いため、イベントやレクリエーションも大人数向きのものを企画する必要があります。
小規模デイサービス
一日の利用定員が18名以下。
少人数なので利用者さん一人一人と落ち着いて過ごすことができます。
リハビリ特化型デイサービス
リハビリや機能訓練などを理学療法士や柔道整復師などの専門スタッフによって提供するデイサービス。
一般的に利用者さんの利用時間は半日になることが多い。
入浴や食事介助はない。
一人でトイレに行くことができるくらいの身体機能の利用者さんが多いので、介助量は軽い傾向にある。
認知症対応型デイサービス
1日の利用定員が12名以下の小規模
認知症ケアに特化しているデイサービス。
スタッフには認知症に対する十分な理解が求められます。
お泊りデイサービス
デイサービスを利用している利用者さんがそのまま宿泊できる環境を整えた施設
夜勤があります。
入所施設と比べると介護度の低い利用者さんが多く、介助量は軽い傾向にあります。
デイサービスの仕事内容
- 送迎
- 健康チェック
- 入浴介助
- 食事介助
- 口腔ケア
- トイレ誘導、排泄介助、おむつ交換
- 体操、レクリエーション
利用者さんの送迎は施設で行います。送迎専門のスタッフがいない場合、デイサービスのスタッフが運転をします。デイサービスに到着すると、検温・脈拍・血圧などバイタルチェックをします。ここで異常があると入浴ができないこともあります。
自宅で入浴ができない人も多いため、希望される人はデイサービスで入浴をします。車椅子の人は機械浴、歩ける人は一般浴となることが多いです。
一人でご飯が食べられない人はスタッフが食事介助をします。食事の後は、入れ歯を取って口の中をきれいにします。
歩行が不安定や車椅子で一人でトイレに行けない人も多いので、トイレ介助をします。
体操やレクリエーションの時間もあります。ゲームをしたり歌を歌ったり、利用者さんが楽しい時間を過ごせるように盛り上げていきます。
デイサービスのメリットデメリット
デイサービスは無資格でも働けます。資格がないけど介護の仕事がしたいという人にはおすすめです。
デイサービスは夜勤がありません。そのため小さいお子さんがいるなど家庭との両立がしやすいです。そのかわり、給料は安い傾向にあります。
介護技術については、食事介助、排泄介助、入浴介助など一通りは行いますが、入所施設と違って利用者さんの数が少ないことと、重度の人が少ないため介護技術を深めることは難しいです。
デイサービスは送迎もしますが、専門の運転手さんがいない場合、スタッフが送迎することになります。運転が苦手な人は管理者と相談したほうがいいかも。
そして、デイサービスの利用者さんは週1日とか3日など曜日を決めて来所されるので、顔と名前を覚えるのに時間がかかるかもしれません。
デイサービスあるある
利用者編
スタッフ編
まとめ:デイサービスは利用者さんに楽しく過ごしてもらう場所
デイサービスは利用者さんが1日過ごされる場所です。スタッフは1日安全に楽しく過ごしてもらうための支援をします。
夜勤もないしプライベートと両立させたい人にはおすすめな職場だと言えます。また入所施設より身体介護が少ないので、体力に自身がないという人にもいいかもしれません。
資格も経験もないけど介護の仕事をしたいという人はぜひトライしてみてください。そこから実務経験を積んで次の資格を取ることもできますよ。
未経験でも働けるよ
転職を考えている人はこちらの記事も参考にしてみてください>>「レバウェル介護(旧:きらケア)」の口コミ、評判、活用方法のまとめ