【訪問入浴】介護職必見！仕事内容を解説します

訪問入浴って聞いたことがあるくらいで、実際にどんな仕事をしているか知らない人も多いと思います。

介護保険のサービスの中ではあまりメジャーではないかもしれません。しかし、自宅のお風呂で入浴できなくなったけどデイサービスにも行きたくない、行けないという人には、身体の清潔を保つためにもとても有効なサービスです。

訪問入浴って聞いたことあるけど何をするのかよくわからない

という人のためにどんな仕事をするのか解説をしていきます。

訪問入浴ってどんなサービス?

浴槽を乗せた入浴車で自宅を訪問。利用者さんが自分のお部屋で寝たまま入浴ができるサービスです。看護師1名、介護職員2名の合計3名でひとつのチームとなります。

お風呂介助だけをする介護サービスです。

入浴の効果

清潔保持
疲労回復
水圧によるマッサージ効果
リラックス効果

入浴の効果と聞くとまずは体が清潔になることですね。お風呂に入ることで血液循環が良くなり疲労回復にもつながります。水圧でマッサージ効果も出るし、温かいお湯につかることでリラックス効果もあります。

訪問入浴の仕事内容・手順

それぞれの会社でマニュアルを作っていて、安全に手際よく入浴介助が進んでいきます。

到着から終了まで約40分かかります。

訪問入浴の疑問

部屋はぬれないの？

浴槽の下に大きな防水シートを敷くのでぬれません。

部屋が狭いから浴槽なんて入らないんじゃない？

スペースがたたみ一畳半あれば、浴槽とスタッフが動けるスペースが確保できます。

部屋が2階だけど大丈夫？

自宅のお湯を利用したり、ベランダからホースを通して給湯します。

訪問入浴で働くメリット・デメリット

訪問入浴は3人ワンチームで1日7件ほど回ります。相性がいいメンバーなら楽しく1日過ごせますが、逆だとツラい1日になるかも。

浴槽を持ったり利用者さんを移動させたりするので、体力を使うし腕に筋肉がしっかりとつきます。入浴介助の時は立ち膝で仕事をするため膝が黒くなりやすいです（私はバレーボール用の膝サポーターを使用していました）

入浴が終わるたびに浴槽を洗うので、洗剤で手が荒れやすいです。

訪問入浴あるある

派手な靴下をはく女性スタッフは多いです。利用者さんやご家族に気づいてもらうとそこから話がはずみます。

入浴中は無言で介助しているわけではなく、利用者さんの興味のあることをお話します。野球・相撲などの話や芸能ネタも話題に出ます。

訪問入浴は3人ワンチームです。協力しあって仕事をするし、利用者さんへの優しい対応なんて見ると恋が芽生えることもあります。私が働いていたときも何組も職場結婚しました。

汗だくで入浴介助をしているとお茶を出してくれるご家族もいます。ありがたいんですが、ひんぱんにトイレに行けないのでペットボトルでいただけるとうれしい。

入浴介助は手が荒れるので、ハンドクリームは必需品です。

まとめ：体力勝負だけど、ワイワイお風呂介助ができて楽しい

訪問入浴は、あまり知られていないサービスです。

体を清潔にするのが主な目的ですが、スタッフが来ておしゃべりすることも利用者さんにとってはいい刺激となります。自宅のお風呂で入浴ができなかったり、外出することができない利用者さんのための重要なサービスです。

また、３人ワンチームで動くため一人で仕事をするのが不安という人にもおすすめの仕事です。

訪問入浴の仕事が気になる人は、転職エージェントに登録してみてはいかがですか。エージェントしか知らない情報も教えてくれますよ。

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